警察官を目指しているあなたへ。
「正義感がある。」「人を守りたい。」「安定した職業に就きたい。」
その気持ちは、本当に素晴らしいと思います。
私は、元警察官のゆる亀です。
今日は、パンフレットや説明会では中々語られない
“警察官になる前に知っておいてほしいこと”
を、私の一個人的な視点で、正直にお伝えします。
夢を壊したい訳ではありません。
後悔してほしくないからです。
〇 警察官という仕事のやりがい
まず、最初に伝えたいこと。
警察官は誇りを持てる仕事です。
「事件を解決したとき」「事故を未然に防いだとき」
こういった瞬間のやりがいは、他の仕事では中々味わえません。
社会を守る最前線に立てる仕事です。
〇 しかし、警察官は厳しい・・・
■24時間勤務と不規則な生活
警察官の勤務は、基本的に不規則です。
・当直業務は24時間。
・仮眠時間であっても、無線がなれば、すぐに現場へ。
生活リズムは、崩れやすく、体力だけでなく精神力が必要になります。
■精神的ストレスの大きさ
市民の対応では、「感謝」だけでなく「クレーム」も多くあります。
というか、警察官の仕事で、直接感謝されることは、ほとんどありません(笑)
事件、事故の現場は想像以上に過酷です。
市民から強い言葉を浴びることは日常的です。
そんな、言葉やプレッシャーに耐える必要があります。
「警察官=かっこいい」だけでは本当に続きません。
■組織の厳しさ
警察官は、皆さんご存じの通り、「強い縦社会」です。
年齢層も、10代~60代と幅広いことからも、昔ながらの体育会系の風潮というものは、少なからず残っています。
私も、在職中、「いまどきこんな考え方をする人がいるんだ」というような人は、たくさん見てきました。
組織の一員として動く覚悟が必要です。
■それでも警察官に向いてる人
では、どんな人が警察官に向いているのか
・感情をうまくコントロールできる人
・団体行動が好きな人
・理不尽にも耐えられる人
・警察官の仕事が好きな人
これらのタイプの人は、警察官として、うまくやっていける人だと思います。
※一個人の意見なので、当てはまっていなくても、現職の方はいらっしゃいますので、諦めないで下さい。
■向いていない可能性のある人
正直に言います。
・正義感が強すぎる人
・ワークライフバランスを最優先したい人
・自由な働き方や、生き方をもとめる人
このようなタイプの人は、警察官の仕事にギャップを感じると思います。
私は、すべてこれに当てはまっています。
私の知っている警察官を辞めた人も、これらに当てはまっていました。
■それでも警察官を目指すなら、これを最優先で考えてほしい。
警察官を目指すと言うと、大体の人が
警察学校に耐えられるのか
を心配すると思います。
正直に言います。
警察学校は「辞めたくないです。」と言っていれば卒業できます。本当です。
もちろん、校則違反などは例外ですが・・・
何も難しいことは、ありません。
これから、警察官を目指す人は、まず
・24時間勤務に耐えられるのか
・緊急の呼び出しや災害時に、家族を置いて仕事を優先できるか。
・警察官の仕事を「好き」になれるか
を最優先で考えてほしいです。
「安定」だけで選ぶと、後で必ず後悔します。
〇 まとめ|覚悟があるなら、挑戦する価値はある
警察官の仕事は、正直しんどいです。
でも、本気で「警察官になりたい」と考えている人にとっては、これ以上にない仕事だと思います。
大切なのは、「安定している」「かっこいいから」という外面だけで選ばないこと。
現実を知った上で、それでも目指すのであれば、その覚悟は本物です。
あなたの挑戦を、心から応援しています。